レンタブル比は、特にマンションの企画の場合、一般的に使われる事の多い算定式

 「貸し出せる面積 / 法定延床面積」もしくは「貸し出せる面積 / 施工床面積」

 を判断材料としていては、その土地の本当の価値にたどり着きません。

 また、工事費については、「何が延床面積なのか?」を確実に意識して比較しなければ
何社から見積を取っても意味がありません。


 V−Checkでは、現実路線で、独自の「レンタブル比」の概念を使用し、
工事費の単価については、全て「法定床面積」(確認申請上の数値)を元に検討を
行います。



レンタブル比

「貸し出せる面積 / 容積率対象延床面積」

として扱います。


 工事坪単価については、

「工事代金 / 法定床面積」

を使用します。


 現実に建っている物件(アプリ作者が企画及び設計)を見本に、データを公開
致します。入力の参考にご覧下さい。
 いずれも、東京都・神奈川県に建つ高稼働の人気物件です。

外階段外廊下型
レンタブル比 95%
建築費坪単価 65万円

敷地面積  257m2


一般的な形式のマンションです。





内階段内廊下型

レンタブル比 94%
建築費坪単価 79万円
敷地面積  178m2


限られた間口で、道路面と反対側の面にも住戸を
配置するために内階段内廊下形式を採用しました。
若干、建築コストが上がりますが、各階ホールに少し
予算を掛けてホテルの様な仕上がりにする事も可能です。




各階1住戸型
レンタブル比 92%
建築費坪単価 120万円

敷地面積  78m2



※24坪しかない敷地では、どうしても工事単価が
高くなりますが、良い立地の場所では、それでも
好採算を確保出来ます。
実際に、この敷地から、年間収入1900万円の計画を

実現、現在、稼働中です。




木造3階建アパート

レンタブル比 100%
建築費坪単価 62万円

敷地面積  174m2


法規制により、高層化できない住居系地域などでは、
建築費の安い木造3階建が非常に有利です。
オートロック等、装備を充実させる事で、木造としては
比較的高めの家賃も設定可能です。
この物件では建物の利回り18%以上を達成しました。