丈夫な家(木造)が出来るまで(主にD棟現場写真)

根切工事

盛土をした造成地では、安定する
深さまで掘ります。今回のDE区画
では、建物周囲は造成前の地盤面
まで掘る事とし、500mm以上
掘り下げました。

基礎工事(配筋)

深く掘り下げた外周部にも細かく
鉄筋が入ります。
ベタ基礎部分は、二段配筋で
200mm厚です。
当社設計では地盤の善し悪しに
関わらず、必ず二段配筋ベタ基礎
仕様としています。(不同沈下防止)

基礎工事(仕上がり)

基礎パッキン使用のため床下換気口
の穴が開かず、奇麗な仕上がり。
亀裂防止に効果があります。また、
簡易な免震構造として、免震基礎
パッキンの使用もお勧めします。

上棟・躯体部分完成

なるべく上下階の柱を平面的に同じ
位置にしたり、下の階に行くほど、
壁の量が多く取れる様に工夫して、
構造的に安定した設計をします。
柱の入る所、筋かいの入る所には
可能な限り構造要素を入れます。

筋かい取り付け部(金物施工前)

柱と梁に隙間無く筋かいが取り付け
られます。作業する大工さんの腕
の見せ所です。法的には必要の無い
事ですが、家が長持ちし、風で
がたつきにくい建物は、こういう
基本的な部分で左右されます。

外壁合板張り

構造的な安定のため、徹底して耐震
要素を増加させます。建物外周は
2X4で使われる構造用合板を全周
に張ります。丈夫な家を造る過程で
結果的に高気密な家にもなります。

外壁サイディング工事

防水紙を張り、通気胴縁を打った上
にサイディングを張ります。D棟は
金属サイディングを選択しました。
隣に建ち始めたE棟は一般的な窯業
系サイディングを張ります。

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