登記報酬について思うこと
当たり前の様に登記を銀行任せにしておくと、結構高額な報酬を請求されて
しまいます。しかし、自分でやってみると、それほど大変な作業では
ありませんでした。慣れている人なら数時間で出来てしまいそうです。
実は、最近では本人申請と言って、業者に頼まない方も増えて来ていて、
法務局の出張所では相談員の方が丁寧に申請の手続の仕方を教えてくれます。
ほとんどの登記は、本気になれば1日で、本を読んで、コピーして、で完成
してしまいそうな作業です。それで、もし、10万円前後の費用が浮くので
あれば、お時間のある方はご自分で申請にチャレンジしてみてはいかがで
しょうか。
(あくまで自己責任でお願い致します。当社は責任は負えません。)
お薦めの解説本は以下の通りです。
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「わかりやすい不動産登記の申請手続」 (日本法令不動産登記研究会編)日本法令から出版 不動産登記についてのほとんどの書き方が、とても |
一般の方にとって難しいのは多分「建物図面」「各階平面図」の作成だと
思いますが、実はこれは、設計時点で設計者が作成した求積図などを
トレースするだけで出来上がる図面です。建物を設計した者が描けば、
早ければ10分前後の作業です。
建物を新築する時、それが戸建であろうと、賃貸マンションであろうと、
建物が完成した時には、少しおこがましい言い方かもしれませんが、建築主と
建築士は「一緒に一つの物を造り上げた」友人の様な存在になっています。
途中で不幸にもトラブル等にみまわれて、友人で終われないケースもあると
思いますが、もし、そうでないのなら、設計者に「建物図面の下書きだけ
でも描いてよ、それを自分でなぞるから。」と言ってみましょう。
快く描いてくれると思います(友人になれていたならば無償で)。
でも、建築士は普段から登記の図面等を描いている訳ではないので、始めて
言われたらとまどってしまいます。難しい顔をされてもしょうがありません。
当社以外の設計事務所と家を新築された方のために、下に見本を載せて
おきます。本人申請の参考に、また、設計者に頼む時には参考にお使い
ください。