(2019年現在の相場は2016年頃の建築費から僅かにアップ程度で収まっています。)
2010年と2016年の(いずれも当社設計物件)
鉄筋コンクリート造10階建マンションの建築費の比較です。

※将来の長期修繕費用を抑えることの出来る内廊下タイプのプランで比較しています。
外廊下タイプと比べて、屋内共用部分が大きい分、1戸あたりの建築費は高めになっています。
2010 建築費+設計監理費31000万円 2016 建築費+設計監理費45000万円
敷地面積 178.80平米 敷地面積 454.06平米
延床面積 1165.99平米 ー 坪単価88万円 延床面積 1435.22平米 ー 坪単価104万円
[1Kタイプ]1戸あたり費用 861万円 [1DKタイプ]1戸あたり費用1153万円
一部上場ゼネコン施工 地場ゼネコン施工
(注目ポイント)
1Kを1DKにして面積と魅力をアップ。建築費アップ分はできるだけ家賃増でカバーしましょう。
1Kよりも1DKの方が家賃坪単価の高い地域も増えています。
2016年3月竣工物件
アパートデベロッパーと当社の企画設計力、建築費の比較です。
同じ土地を使っての提案でこれだけの差が出ます。DTKT社との契約直前に当社にお越し頂きました。
建築費+設計監理費=8206万円 建築費+設計監理費=10150万円(+隣地10坪購入費600万円)
1Kタイプ8戸 1DKタイプ14戸+1Kタイプ1戸
1K1戸あたり1025万円(別途地盤改良) 1戸あたり676万円(土地購入費込716万円)
※隣地10坪を購入する事で整形地になるため、計画開始時に隣地と交渉し土地を購入いたしました。
(注目ポイント)
同じ木造建築。3階建ての方がコストが掛かる筈なのに、建築費でこれほどの逆転現象が起きています。
家賃保証で割引される分もあるため、同じ建築費で建物を建てるとした場合でも収入に2倍近くの違いが出ます。解体費なども含めて検証した実証データはこちら。
オープンシステムと工務店(地域最安値)施工の
木造3階建アパートの建築費の比較です。
2015 建築費+設計監理費5800万円 2016 建築費+設計監理費10150万円
敷地面積 259.81平米 敷地面積 259.81平米
延床面積 286.92平米 ー 坪単価68万円 延床面積 474.65平米 ー 坪単価74万円
1戸あたり費用 644万円 1戸あたり費用 676万円
千葉県の工務店施工 分離発注による施工
LPガス会社により各種設備提供あり 超軟弱地盤対策としての杭代金300万円含む
ロフト3室の面積は坪単価算出床面積に含まず ロフト3室の面積は坪単価算出床面積に含まず
(競争入札において300万円以上の差で一番札。)
(注目ポイント)
1戸あたりの費用を見ると9%、オープンシステム採用物件の方が割高です。
面積も若干小さいのですが、エントランスホールを設けるなど共用部分を贅沢に作っています。
また、工務店施工物件は地域性により、給湯器、ガス工事、エアコンの提供をLPガス会社から受けています。
準耐火構造1時間と45分の違いも合わせると、オープンシステム採用物件の方が、1年後の施工にも関わらず
「少しだけ割安」ということになります。
この比較対象とした工務店は、当社設計物件を施工している工務店。競争入札で毎回、
最安値を出してほぼ全物件落札して来ました。「地域最安値店」です。毎回、他社より8%以上安いです。
オープンシステム採用によるメリットは、それより少しだけ安価に上がります。それだけです。
しかし、「信頼できる工務店」との付き合いがない地域においては強い武器になります。
現在、当社では関西において新空間設計株式会社の協力を得て、オープンシステムにて木造アパートの建築業務を
展開しています。
昨年竣工した尼崎のフォアフロントに続き、現在、城東区野江にS・Fieldを建築中です。
当社のオープンシステムの取り組みに関しては、こちらのページの下の方をご覧ください。
※本ページで比較した価格には、市町村から請求される各種税、公共料金は含みません。
※東京都や大阪市では不要ですが、市町村により水道加入金など、各種負担を建築主に課している場合があります。
※市町村が違法に請求している費用に関しては減額要求できる場合もあります。設計時にご相談ください。