木3共同住宅の設計

下記物件は土地自己所有の方が、総工事費5,200万円を掛けて建築。
(その他、設計監理費5%、登記費用など諸経費が別途掛かりました)

年間売上は全室満室の場合に約1,000万円です。


本物件も、完成時には即満室となりました。最近許可された木造3階建
共同住宅ですが、資産運用の面から見ると、この法改正のメリットは大きい
と思います。鉄骨や鉄筋コンクリートで建てるよりも、工事費は2/3
程度で済みますので、採算計画が非常に楽に立てられます。

これだけ採算性の良い物件でも、始めて賃貸事業をなさるお施主様には
迷いがありました。本物件では、75坪所有されている敷地の中で50坪
だけを共同住宅として計画し、残り25坪は駐車場として残す方針を取る
ことで、「何があっても、本当にどうしようも無い時には、25坪を売る
事で銀行融資のほとんどを返済出来る様に考えました。」と説明し、ゴー
サインを出して貰いました。

入居を開始してみれば、駐車場収入までも合わせてしまえば、5年で投資
金額が回収出来る(実際には、各種税の支払があるので、5年では返済終了
出来る訳ではありません)様な条件で、全ての心配は取り越し苦労でした。

まだ入居開始後4ヶ月ですが、完成時満室でキャンセル待ちもたくさん
頂けた事を考えれば、資産運用として大成功であることは間違いないと
思います。

最後に木造3階建共同住宅を建築する際の注意点を別添しておきます。

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